AIM理念


  設立趣旨・活動内容
  ■ Ⅰ 設立趣旨

近年、顎口腔領域のインプラント医療は、生体親和性に優れた材料の開発・導入と周辺器材の融合によって飛躍的に進歩し、歯科医療の一分野として確固たる地位を占めるに至った。この技術が歯の欠損部に応用されることで、患者は天然歯に近い機能を獲得し、口腔諸機能の機能的な回復に留まらず、審美的回復までもが可能となった。

しかし、本医療がたとえ社会的に認知されても、これを享受できるのはまだ一部の国民に限られており、いまだに多くの国民がその恩恵に浴するまでには至っていない。今後は本医療を多くの国民に開放し、国民の期待に応えるべく、適応の拡大とより低価格化のための施策が急務である。加えて、歯科医療者の質と技能を高めるとともに、本医療が広く国民のものであることを周知させる啓蒙活動も必須であろう。このためIAI研究会の10年の成果を踏まえ社会の付託に応えて、ここに口腔インプラント医療のさらなる質の向上と普及のために本学会を設立する。当然のことながら、より質の高い口腔インプラントや医療技術の開発、臨床応用等も視野におき、インプラント施術の安全性が担保され、本医療が真の国民医療として認知されることを目指すものである。

  ■ Ⅱ 活動内容

1. 学術会議の開催
年1回の学術大会を開催するほか、支部会を開催し、会員相互の学術的研鑚を図る。
2. 情報研究活動
AQBインプラントの使用状況や予後調査、各種トラブルへの対応等の最新情報の収集の他に、現在各国で実用化されている口腔インプラントや医療技術、開発中のインプラントに関する情報を随時、学会員に提供する。
3. 研究・開発
インプラントに関連する全てのハード(インプラント材料・形態、手術器具、上部構造、関連器材等)およびソフトウエア(医療技術、研修システム、医療情報等)の研究・開発を行ない、臨床評価を通して実用化を支援する。
4. 研究支援
本学会の趣旨に沿った斬新的なシステムの研究・開発、システムの改良、予後調査などに関する研究の支援を行なう。
5. 臨床支援
インプラントシステムの基礎的研修から高度の技術的修練にいたる一貫した教育を通じて、安心・安全で確実、信頼性の高いインプラントシステムの普及を図る。このために権威ある資格の認定・委嘱を行なう。
6. 普及活動
理想的なインプラント材料・形態、確実で安全性の高い手術手技と器具、審美性に優れた上部構造等を開発し、加えて国民にとって適正な価格を有するインプラント医療システムを構築し、広く世界に普及する。
7. 学術交流
国内外の関連する諸団体との交流を行なう。
8. 広報
機関誌の定期的発刊、国民への啓蒙など幅広い広報活動を行なう。
9. その他
その他、本学会の趣旨に沿った事業活動を随時行なう。